ミドルマネジメント – 正直は最善の策

正直に報告することが最善

• 問題を解決する最後の原則は「正直は最善の策」
• 何か問題が発生したにも関わらず、リーダーはお客様に隠して報告しなかったとしよう。それでもお客様には後々発覚してしまう。その場合、状況が更に悪化し、解決するにはより費用がかかってしまう。さらに、お客様からの信頼も損なわれる。
• 反対に、部下に対しては、全情報を伝えると部下を不安にさせる恐れがあるため、伝えないほうがいい情報もある。これは嘘をつくというわけではない。

よい報告をする

• 問題発生時に、報告は大切である。以下のポイントが含まれているとよい報告だと言える。:
  •  問題解決の方向性を具体的な行動で詳しく説明する。
  •  

    自分がミスを犯したとき、素直に認めて対策案を早く出す。

  •  

    期待さているタイミングに問題の解決状況を正しく、素早く報告する。

責任を負う

• 「責任を負う」と言いさえすれば、済むことではない。
• 問題発生時、リーダーが最後の最後まで現場に留まり、力を尽くして問題解決に集中することが、責任を負うということだ。
• 簡易的な策で解決できる問題、リーダーが力を尽くしても解決できないような問題であっても、リーダーは最後の最後まで現場に留まらなければならない。

まとめ:

• 問題発生時に、情報を隠せずに正直に報告しなければならない。
• よい対応、よい報告は以下のポイントを含んでいる。:
  • 問題解決の方向性を具体的な行動で詳しく説明する。
  • 自分がミスを犯したとき、素直に認めて対策案を早く出す。
  • 問題の解決状況を正しく、素早く報告する。

• リーダーが責任を負うのは、最後の最後まで現場に留まり、力を尽くして問題解決に集中することである。