LuvinaSoftwareはERPシステムの運用保守を行います

※※※※ ERPシステム 運用保守 ※※※※

●プロジェクト概要

・開発分野 : ERP
・開発形式:ラボ型オフショア開発
・ご契約期間: 2017年より現在までの約5年間
・技術
 ・Dynamics AX 2012 R2: X++
 ・SQL server 2008
 ・SSRS
 ・SSAS
・規模
 ・15〜18人/月 時間によります
  + ヘルプデスク: 12人月(3名1チームで3シフト制の週6日)
   + 改修開発: 3~6人月 

●お客様の課題

Luvinaのお客様は日本企業です。海外に関連会社を多くもち、海外関連会社の仕入れを日本本社側の売上として計上など
連携が必要なために、多言語、多通貨に対応可能な「Dynamics AX 2012」を利用していました。
また、海外関連会社への迅速な対応のために、24時間体制での対応をおこなっていました。
これらの運用サポート、各国での法改正に対応のための改修作業に日本のシステムベンダーを利用
していたが、24時間体制のコストや英語人材の不足等の課題が在り、弊社にご相談いただきました。

●Luvinaでの対応

※人員の準備

・日本語

・英語での対応可能な人材の確保
 もともと、システムエンジニアについては、ベトナム語での記載の文献やWEBサイトが少なく、英語を習得する必要があったことと、イギリス、アメリカへの留学経験のあるスタッフもおり、比較的容易に確保が可能でした。

・夜間勤務が可能な人材の確保
 弊社が入居するビル自体も、24時間出入り可能であったこと。深夜、早朝に勤務終了するスタッフのために、休憩室を準備する等の対応により確保が可能です。

※人材教育

・サポートする側の業務を習得
 約1年間わたり東京の本社へ日本語対応可能なスタッフを派遣し、現場にて業務の習得
・サポートされる側の業務を習得。
 ベトナム ホーチミンにも拠点が存在したため、月次締め等の業務が多いタイミングで派遣し
 現場側での業務を習得。
・ハノイオフィス側でも、業務の学習と並行して、既存業者と同じ改修作業や、ヘルプデスク業務をおこない、同じ結果を出せるかなどのトレーニング業務をおこない、品質の確認を実施しました。
・月次締め業務は、1年に12回。年次締め業務は1年に1回しかなく、経験回数が少ない中でも、確実に業務の習得がおこなえるよう、一つ一つのオペレーションフローについてのドキュメントを残し、作業マニュアルを作成。2回目以降にはスムーズに作業がおこなえるように対応です。
・会計知識が乏しい技術スタッフのバックアップに、弊社の経理部からもフォローをおこない、全社にて担当チームスタッフのバックアップとフォローも実施しました。

これらの対応により、約1年の移行期間を経て、既存ベンダー様より全ての業務の引継ぎが完了です。

●お客様の効果

運営コストの約半減が可能となるばかりか、対応スピードも向上。
特に、夜間人員の運営コストの削減

ベトナムの労働基準法においても夜10時からよく午前6時の勤務の割増規定が存在します。
コロナの影響により、海外関連会社との連携が少なくなったことにより、24時間体制について中止したもの、日中のサポート業務については、現在においてもご契約を継続していただいております。

●今後の課題

・コロナの収束により、海外との往来も増えることから、再度24時間体制に戻すことを検討
・「Dynamics AX 2012」より「Dynamics365」へのバージョンアップ等の検討
 一時、ご検討いただいてものの、コロナにより海外との連携が激減したために、時期を再調整していました。

back to top