日本国内では、企業のAI活用ニーズが年々急速に高まっており、特に業務プロセスの自動化や高度なカスタマーサービス、デジタル製品の開発といった分野での導入が顕著に進んでいます。しかし、日本の調査機関によると、上場企業におけるAI導入率は依然として低水準にとどまっており、多くの企業がAIソリューションの本格展開に必要なリソースや専門人材の確保に課題を抱えています。
こうした現状を背景に、ルビナとデジライズの協力は、両社にとってはもちろん、日本市場全体にとってもタイムリーかつ実効性のある解決策を提供します。AIソリューションの設計力と日本市場への深い理解を兼ね備えたデジライズは、コンサルティングから導入、顧客サポートまで一貫して主導的な役割を担います。一方、日本市場向けソフトウェア開発で20年以上の実績を誇るルビナは、技術実装の中核を担い、最高水準の品質基準に基づいた製品の開発・運用・最適化を実現します。
このMOU締結は、ルビナとデジライズという2つの革新的な企業が、持続可能な長期的な協力関係を築くための重要な第一歩となります。この戦略的提携は、AIプロジェクトを通じて相互の利益を追求するだけでなく、ベトナムと日本の企業間における新たな協力モデルを生み出すことを目指しています。両社がそれぞれの強みを最大限に活かし、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を共に行い、グローバル市場での成功を共に目指す未来を示唆しています。
AI、ビッグデータ、そしてスマートテクノロジーの驚異的な発展を背景に、ルビナとデジライズの協力は国境を越えた成長の新たな領域を切り開きます。この協力は、両社だけでなく、テクノロジーコミュニティ全体を結びつけ、投資や知識移転の促進、デジタル時代における両国企業間の信頼できる架け橋を築くことに貢献します。イノベーションと共創を重視したパートナーシップは、持続可能な未来を築くための重要な基盤となるでしょう。
■Luvina Software Joint Stock Companyについて(https://luvina.net)
2004年の設立以来、ルビナソフトウエアは、日本市場向けのソフトウェア受託開発およびテクノロジーソリューション分野で、リーディングカンパニーとしての地位を確立してきました。現在、ハノイ、ダナン、ホーチミン、東京に拠点を構え、750名以上の専門スタッフを擁する体制で、数百社に及ぶ国際的なパートナー企業と連携し、数多くの大規模・戦略的プロジェクトを成功に導いています。
■株式会社デジライズについて(https://digirise.ai)
デジライズは、2023年に東京で設立された、革新的な次世代AI(人工知能)ツールの開発に特化した注目のテクノロジー企業です。ウェブサイトのデザインからAIトレーニングのサポート、システム保守に至るまで幅広いサービスを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進と業務効率の向上を力強く支援しています。
AI分野で際立った強みを持つデジライズとのMOU締結は、ルビナソフトウエアにとって、技術力の強化やソリューションの多様化、そしてAI分野への本格的な進出を加速させる大きな一歩です。また、2025年から2030年にかけてAIを事業の中核に据えるというルビナの中長期戦略を具体化する重要なステージでもあります。
ルビナソフトウエア代表取締役 レ・クアン・ルオンのコメント
ルビナソフトウエアは現在、「Go Global」と「Go Deeper with Japan」という戦略のもと、事業をさらなる加速フェーズへと引き上げております。
このたび、スタートアップらしいエネルギーと素晴らしいビジョンに満ちたデジライズ様との戦略的提携は、単なる技術的シナジーにとどまらず、当社が培ってきた実践的AIエコシステムを、地域からグローバル市場へと拡大するための重要な一歩と考えています。
デジライズは、AI(人工知能)、機械学習、データマイニングの分野において、高度な専門性と将来を見据えたビジョンを持つ、若くして才能あふれるテクノロジー企業として知られています。「技術をイノベーションの基盤とする」という哲学のもと、ルビナとの協業を通じて、より実用性が高く、深みのあるAI応用製品・サービスの提供を目指しています。
株式会社デジライズ代表取締役 茶圓 将裕のコメント
ルビナソフトウエア様のセキュリティ対策、豊富な開発実績、そして何よりもお客様に対する親身な姿勢に触れ、ベトナムNo.1の開発企業であると確信いたしました。多くの開発案件を安心して任せられるパートナーとして、ルビナソフトウエア様は最適であると確信しております。スタートアップである弊社にとって、このような素晴らしい企業様とパートナーシップを結べることは大変光栄であり、ルビナソフトウエア様との協業を通じて、日本、そしてアジア、世界の企業の生産性向上と効率化に貢献できることを心から楽しみにしております。