2021.07.29 LUVINA'S MIND

【中級管理者向け】チームビルディング

チームの定義

  • グループとチームの違いとは?
  • 奇跡の瞬間がない
  • チームビルディングとは過程である
  • 「Ooze-through」(浸透)精神でいよう

グループとチームの違いとは?

  • チームは主体的に、積極的に行動して自分独自の能力を発揮する人々の集まりである。それらの能力はお互いに補完し合い、 集合的な力を形成し、プロジェクトの目標を達成する。
  • グループは勝手にまたはリーダーの指示に従ってのみ行動する人々の集まりである。

奇蹟の瞬間がない

  • グループをチームに変える奇蹟の瞬間はない。 チームの作り育ては終点がない無限の道である。チームビルディングは徐々に進み、一瞬で感じられるものではない。

  • 飲み会やリーダーの歓談などに頼ってチームを作り育てる会社が少なくないが、それらは、間違いではないが、十分でもない。

チームビルディングとは過程である

  • チームビルディングは、身近な日常活動が繰り返される継続的なプロセスであり、浮き沈みがあっても前向きに進むのが大切である。

「Ooze-through」 (浸透)精神でいよう

  • チームを成長させる要素とは?
  • プロジェクトで多発する問題の解決を通じて、チームは訓練され、成長していく。
  • 問題こそがリーダーだけに負わせるような負荷でなくチームを一致団結・成長させるための苦い薬だと思おう。問題は小さいうちに早期に発見し、チームの全力で解決しよう。それはチームの理想的なイメージである。
  • 全ての問題を一括に解決することを期待しないで、問題を小分けにして一つずつ慌てずに解決することにより小さな成功(時には失敗も)を得る。それらの小さな成功は、水が紙に染み込んでいくように広がり、「Ooze-through」(「浸透」)という精神のイメージになる。

練習

  • 練習 1: 自分が活動しているのはグループなのかチームなのかを相談してください。
  • 練習 2: 奇蹟の瞬間を見た人がいれば、みんなに共有してください。
  • 練習 3: チームで「Ooze-through」が実践されているかどうかを確認して下さい。
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