2021.11.17 LUVINA'S MIND

【中級管理者向け】目的・課題・アクションの構造によるチーム運用

仕事の基本:目的・課題・アクション

【中級管理者向け】目的・課題・アクションの構造によるチーム運用

  • 目的の確認

         「なぜこの仕事をする必要があるのか?」「この仕事が完了したらだれが喜ぶのか?」を考える。

  • 課題の発見

          課題とは目的地に着くまでに遭遇する荒波である。

          課題がない仕事は価値がないものであり、面白さがなく、だれにでもできるものであろう。

  • アクションの実行

          課題を解決する。

          荒波にもまれている船に目的地までの航路を示す。

プロジェクトも目的・課題・アクションの構造に従う

社員旅行のプロジェクトを例とする。

①目的の確認

  • 社員全員の交流のチャンスを作る。
  • 条件

          仕事に影響しないように休日に行う。

          費用を1人3万円に抑える。

          本社以外の支社も参加する。

              次の3ヵ月以内で行う。

    課題の発見

    プロジェクトの目的と条件から以下の課題があると考えられる。

    • 多くのメンバーが参加可能な日程を選ぶこと。
    • 本社と支店の両方が参加しやすい目的地を選ぶこと。
    • 最低限の費用でもっとも面白いイベントを行うこと。

    ③アクションのリストアップ

    • アクションをリストアップする前に、アクションの条件を考えなければならない。

              アクションが数日で行える。

              締切を明確に設定しておく。

    • 上記の条件から以下のアクションが考えられる。

              目的地、日程を決定する。

              全社員に通知する。

              会社の各代表者に相談する。

              観光・パーティーの詳細計画を作成する。

    • 各タスクの締切、優先度、担当者を決定する。タスクをアサインする際、キャラクターマップを使用しても良い。

    課題発生の際、目的に戻ろう

    • 担当者は日程・目的地の選択に問題はない。
    • 費用について、行うイベントの費用が予算オーバーという問題がある。予算を上げるか、イベントを削る検討をしなければならない。予算を上げると参加者が減る可能性があり、イベントを削ったら、社員旅行の楽しみが減るかもしれない。
    • プロジェクトの最初の目的である「社員全員の交流のチャンスを作る」から考えると、参加人数が多ければ、多いほど、価値をもたらすだろう!

    プロジェクト運用の3つの主なテクニック

    • 会議テクニック

              お客様の目的を把握する。

              チームのアクションを決定し、タスクをアサインする。

    • 課題管理のテクニック

              発見した課題を整理する。

              課題を管理する。

    • アクション管理のテクニック

              チームが対応する必要があるアクションを管理する。

              要対応タスクをチーム全員に知らせる。

    まとめ

    • プロジェクトの基本運用ステップは以下の通りである。

              目的の確認

              課題の発見

              アクションの実行

    • 課題がないプロジェクトは価値がないものだと思われる。
    • プロジェクト運用に下記の3つのテクニックがある。

              会議テクニック

              課題管理テクニック

              アクション管理テクニック

    練習

    • ライフケア組合は夏休みの社員旅行のプロジェクトを作成して、目的・課題・アクションの構造で運用してみましょう。
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