【中級管理者向け】目的・課題・アクションの構造によるチーム運用

仕事の基本:目的・課題・アクション 【中級管理者向け】目的・課題・アクションの構造によるチーム運用
  • 目的の確認
「なぜこの仕事をする必要があるのか?」「この仕事が完了したらだれが喜ぶのか?」を考える。
  • 課題の発見
課題とは目的地に着くまでに遭遇する荒波である。 課題がない仕事は価値がないものであり、面白さがなく、だれにでもできるものであろう。
  • アクションの実行
課題を解決する。 荒波にもまれている船に目的地までの航路を示す。 プロジェクトも目的・課題・アクションの構造に従う 社員旅行のプロジェクトを例とする。 ①目的の確認
  • 社員全員の交流のチャンスを作る。
  • 条件
仕事に影響しないように休日に行う。 費用を1人3万円に抑える。 本社以外の支社も参加する。 次の3ヵ月以内で行う。 課題の発見 プロジェクトの目的と条件から以下の課題があると考えられる。
  • 多くのメンバーが参加可能な日程を選ぶこと。
  • 本社と支店の両方が参加しやすい目的地を選ぶこと。
  • 最低限の費用でもっとも面白いイベントを行うこと。
③アクションのリストアップ
  • アクションをリストアップする前に、アクションの条件を考えなければならない。
アクションが数日で行える。 締切を明確に設定しておく。
  • 上記の条件から以下のアクションが考えられる。
目的地、日程を決定する。 全社員に通知する。 会社の各代表者に相談する。 観光・パーティーの詳細計画を作成する。
  • 各タスクの締切、優先度、担当者を決定する。タスクをアサインする際、キャラクターマップを使用しても良い。
課題発生の際、目的に戻ろう
  • 担当者は日程・目的地の選択に問題はない。
  • 費用について、行うイベントの費用が予算オーバーという問題がある。予算を上げるか、イベントを削る検討をしなければならない。予算を上げると参加者が減る可能性があり、イベントを削ったら、社員旅行の楽しみが減るかもしれない。
  • プロジェクトの最初の目的である「社員全員の交流のチャンスを作る」から考えると、参加人数が多ければ、多いほど、価値をもたらすだろう!
プロジェクト運用の3つの主なテクニック
  • 会議テクニック
お客様の目的を把握する。 チームのアクションを決定し、タスクをアサインする。
  • 課題管理のテクニック
発見した課題を整理する。 課題を管理する。
  • アクション管理のテクニック
チームが対応する必要があるアクションを管理する。 要対応タスクをチーム全員に知らせる。 まとめ
  • プロジェクトの基本運用ステップは以下の通りである。
目的の確認 課題の発見 アクションの実行
  • 課題がないプロジェクトは価値がないものだと思われる。
  • プロジェクト運用に下記の3つのテクニックがある。
会議テクニック 課題管理テクニック アクション管理テクニック 練習
  • ライフケア組合は夏休みの社員旅行のプロジェクトを作成して、目的・課題・アクションの構造で運用してみましょう。
Le Quang Huy
2025年06月10日掲載
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